■ライブバイタルデータ・オンライン診療システム「ピコラ」について

「ピコラ」は、三栄メディシスが国内で販売するバイタルデータ測定医療機器「Checkme Pro B ADV」（以下「チェックミープロBアドバンス」）との連携により、同機器で測定中のバイタルデータ※1をリアルタイムで確認しながら、ビデオ通話によるオンライン診療ができるサービスです。「チェックミープロBアドバンス」と、スマートフォン（遠隔地・患者側）、PCなどのブラウザー閲覧環境（医療機関側）があれば、患者のバイタルデータを確認しながら行うオンライン診療を実現できます。また、患者側は５名、医療機関側は２名まで同時接続できるため、複数の患者が同時に行うリハビリテーションやトレーニングなども、医師や理学療法士が遠隔地からバイタルデータを常時監視しながら実施できます。

なお、「ピコラ」は、岐阜県の朝日大学病院の心臓リハビリテーションにおいて、福田 吉辰先生（理学療法士）が実証している他、新潟大学大学院歯科麻酔学分野の岸本 直隆准教授（歯科医師）が訪問歯科診療で実証し、その有効性について学会発表および論文投稿を行っています。

※1 「ピコモ」で確認できるバイタルデータ：心電図、心拍数、動脈血酸素飽和度

販売名：ライブバイタルデータ・オンライン診療システム「PICORA」

図：「ピコラ」のスマートフォンアプリの画面（遠隔地・患者側）

図：「ピコラ」のブラウザー画面（医療機関側）

■マルチバイタルモニタプログラム「ピコモ」について

「ピコモ」は、バイタル測定医療機器「チェックミープロBアドバンス」を、Android™端末にBluetooth®で接続することで、バイタルデータ※2のモニタリングができる専用アプリケーションです。「ピコモ」は、最大6人のバイタルデータを1台のAndroid™端末で確認できるため、病院や介護施設、コロナ軽症者療養施設など、複数の方のバイタルの状況をまとめて監視することが求められる環境での利用に適しています。また、「ピコモ」はWi-FiやEthernetを使用してクラウドに接続することができるため、病室などから離れた場所でバイタルデータの遠隔監視を行うことも可能です。「ピコモ」を利用して、体調変化に注意が必要な複数人の方のバイタルデータを同時に監視することで、医療現場の省略化・少人数化が期待できます。

※2 「ピコモ」で確認できるバイタルデータ：心電図、心拍数、脈波波形、動脈血酸素飽和度、脈拍数、灌流指数

販売名：マルチバイタルモニタプログラム「PICOMO」

医療機器認証番号：303AHBZX00023000

診療報酬点数：「D220　呼吸心拍監視、新生児心拍・呼吸監視、カルジオスコープ（ハートスコープ）、カルジオタコスコープ」、「D223　経皮的動脈血酸素飽和度測定」

図：「ピコモ」のメイン画面

■バイタル測定医療機器「チェックミープロBアドバンス」について

販売名：ヘルスモニター Checkme Pro

医療機器認証番号：227AABZX00038000

図：「チェックミープロBアドバンス」を装着した状態

リアライズ・モバイルと三栄メディシスは、今後もさまざまな技術を活用した医療機器・サービスの開発を進め、人々の健康に貢献できるよう努めていきます。

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