AIによるセンシングデータ解析・行動分析技術を持つSentiance社と、 日本市場における独占的なパートナー契約を締結

  • 2017年10月11日
  • リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社

 ソフトバンクグループのリアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:酒谷 正人、以下「リアライズ・モバイル」)は、ベルギーのSentiance NV(センティアンス エヌヴィ、本社:アントワープ、CEO:トゥーン・ヴァンパリス、以下「Sentiance社」)と、日本市場における独占的なパートナー契約を締結しましたので、お知らせします。リアライズ・モバイルは、Sentiance社 が持つセンシングデータ※解析技術を使った行動分析ソリューションを、日本国内で独占販売します。

※各種センサーにより計測されたデータを指します。Sentiance社はスマートフォンのGPS、加速度計、ジャイロセンサーなどをはじめ、ウェアラブルデバイスによる心拍、血圧の測定結果など、さまざまなデータを解析して人々の行動パターンを分類し、予測・評価をすることを可能にします。

Sentiance社は、さまざまなセンシングデータをAIにより解析し、人々の行動やコンテキスト分析を行う技術を有しています。解析されたデータは、企業のマーケティングや、個人に最適化したサジェスト、コーチングなどに活用することができます。Sentiance社の技術は、保険や健康管理、モビリティ、スマートホーム、コネクティッドカー、Eコマースなどの分野で活用されています。

リアライズ・モバイルは、日本国内においてSentiance社のソリューションのライセンスの独占販売を行うほか、同社の技術支援を受けてソリューション開発などを行っていきます。特にリアライズ・モバイルが強みを持つモビリティ分野においては、Sentiance社の解析技術を組み込んだ独自のプラットフォームを整備し、速度制限判定や安全性評価などの運転挙動解析ができるソリューションを、保険会社さまや各種テレマティクスサービス事業者さまに提案していきます。

<ご参考>Sentiance社の行動分析ソリューションの活用例

1.自動車などの運転診断

スマートフォンに内蔵されたGPSなどを使って加速度やジャイロなどのセンサーデータをAIで解析し、ノイズを排除した上でアクセル、ブレーキ、右左折などの運転挙動の分析を行います。高額なハードウェアを用意する必要がなく、スマートフォンがポケットや鞄の中にある状態でも正確な診断ができます。

2.顧客の行動解析

顧客のタッチポイントや購買パターンを把握してマーケティングに活用したり、普段と違う行動パターンを感知してアラートを挙げるなど、さまざまな場面での活用が可能です。ユーザーが歩いている、止まっているなどの行動イベントと時間帯や生活リズムの情報を組み合わせて、通勤中か週末の外出なのかというコンテキストを付加できるところに最大の特長があります。

リアライズ・モバイルは、これまでのモビリティソリューションの開発で培ったノウハウとSentiance社の技術を組み合わせ、テレマティクスやコネクティッドカー領域を中心に、革新的な課題解決を提案していきます。また、行動解析技術を活用し、見まもり領域の強化や新規事業の開拓に積極的に取り組んでまいります。

※ SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。

会社概要

社名 リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社
所在地 東京都港区六本木2-4-5 6F
代表者 代表取締役社長 酒谷 正人
設立 2000年5月1日
資本金 3億円
事業内容 モバイルインターネットを中心とした情報提供サービス、コンサルティング業および
インターネットを利用する通信ネットワークの企画、設計、運用業務ならびにその受託など
URL https://www.realize-mobile.co.jp/

お問い合わせ先

本件に関する報道関係者の方からのお問い合わせ先

担当 リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社 担当:小野、湯川
TEL 03-5549-1350
E-mail info@realize-mobile.com