Sentiance社の行動解析技術が、慶應大医学部の「Pokémon GO」の健康影響度研究に採用
~AIによる行動解析で被験者の活動量などを評価~

  • 2019年9月5日
  • リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社

 ソフトバンクグループのリアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:酒谷 正人、以下「リアライズ・モバイル」)は、慶應義塾大学医学部(以下「慶應大医学部」)の宮田 裕章教授(医療政策・管理学教室)が主導する「Pokémon GO」の健康への影響度研究において、リアライズ・モバイルが日本で独占的に販売しているSentiance NV(センティアンス エヌヴィ、本社:ベルギー アントワープ、CEO:トゥーン・ヴァンパリス、以下「Sentiance社」)の行動解析技術が採用されたことをお知らせします。


 リアライズ・モバイルは、2017年10月にSentiance社と日本市場における独占的なパートナー契約を締結し、同社の行動解析技術を用いたソリューションを日本で独占的に販売しています。Sentiance社の行動解析技術は、スマートフォンに搭載されたセンサーなど(加速度センサー、ジャイロセンサー、GPS)から得られるデータをAI(人工知能)で解析することで、利用者の滞在場所や移動手段の推定、車の運転挙動の把握、行動パターンの抽出による行動予測、行動特性診断などができます。既に欧州や北米では、コネクテッドカーやヘルスケア、保険の領域などで採用されています。


 慶應大医学部では、スマートフォン向けゲームアプリ「Pokémon GO」が健康増進につながる可能性があるという観点から、ゲームの利用者の行動パターンや健康状態などに着目した研究を行っており、その中で被験者の行動解析を行う技術の導入が検討されていました。こうした中、被験者に活動量計などの専用デバイスを身に着けてもらうことなく、専用のアプリをインストールしたスマートフォンを携帯して生活してもらうだけで行動解析ができ、活動量などの評価ができるSentiance社の技術特性に着目し、このたびの採用に至りました。


今回の研究において、リアライズ・モバイルは、慶應大医学部に対して、Sentiance社のSDK(ソフトウェア開発キット)を組み込んだ専用のアプリなどの提供や、被験者の行動解析を行うための技術的サポートを行います。また今後は、Sentiance社の技術を医療やヘルスケア領域で幅広く活用していただけるよう、さまざまな企業・研究機関へ積極的に提案を行っていきます。

■Sentiance社の行動解析技術のイメージ

システム連携イメージ

会社概要

社名 リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社
本社 東京都港区六本木2-4-5 六本木Dスクエア6F
代表者 代表取締役社長 酒谷 正人
設立 2000年5月1日
資本金 1億円
事業内容 モバイルインターネットを中心とした情報提供サービス、コンサルティング業および インターネットを利用する通信ネットワークの企画、設計、運用業務ならびにその受託など
株主 SBメディアホールディングス株式会社 100%
URL https://www.realize-mobile.co.jp/

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担当 リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社
担当:小野
TEL 03-5549-1350
E-MAIL info@realize-mobile.com