ダイハツの介護事業所向け送迎支援システム
「らくぴた送迎」の開発に参画

  • 2017年11月13日
  • リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社

 ソフトバンクグループのリアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:酒谷 正人、以下「リアライズ・モバイル」)はダイハツ工業株式会社(以下「ダイハツ」)が提供する介護事業所(通所介護施設)向け送迎支援システム「らくぴた送迎」の開発に参画し、システムやサービス企画の検討、技術開発などの支援を行いましたので、お知らせします。

「らくぴた送迎」は、介護事務所における、日々の利用者の送迎業務をデジタル化することで、介護事業所の負担軽減や業務効率化、利用者の満足度向上を図るサービスです。介護事業所では、利用者の毎日の送迎計画の作成や管理に多くの時間がかかっており、業務の煩雑さや属人化、非効率性などさまざまな課題を抱えています。また、送迎車のドライバーには、利用者への連絡、運行日誌の記入など、運転以外の業務負担があります。「らくぴた送迎」は、最適な車割りや最短のお迎え順序を導き出す組み合わせ最適化エンジンをはじめとしたIT技術を活用するとともに、直感的でわかりやすい画面操作を実現することで、これらの課題を解決し、業務を大幅に軽減します。

ダイハツの福祉車両開発の実績ノウハウおよび介護事業所への綿密なヒアリングと、リアライズ・モバイルが持つモビリティ・マネジメントに関する技術・知見を活かして、介護業界において、利用者および事業所スタッフ双方に役立つ仕組みづくりを目指しました。

「らくぴた送迎」の主な機能

・独自のアルゴリズムにより、複数の車両状況や利用者宅の位置など、さまざまな条件を考慮して、おすすめ送迎プランを自動作成
・ドライバー専用アプリで、業務内容の進捗をリアルタイム報告できるほか、運行記録業務の簡易化を実現(国内初*)
・施設側で、送迎車両の現在位置と業務進捗の把握が可能。また、車両出発後のキャンセルなどもアプリを通じてドライバーへ連絡することが可能(国内初*)
・利用者への到着前自動連絡機能により、運転中の通話・携帯電話操作のリスクを軽減(国内初*)
・送迎実績の蓄積により業務内容を見える化(国内初*)
* 介護事業所向け送迎管理システムにおいて。リアライズ・モバイル調べ。

開発におけるリアライズ・モバイルの役割

・送迎計画に関連する課題解決のための機能提案、要件定義
・介護事業所スタッフの操作性を追求したUI設計、機能開発
・専門的なノウハウを持つパートナーとの協力、技術連携
・実証実験の支援
・システム導入後の拡大・展開案の提案

リアライズ・モバイルは、今後も車をはじめとしたあらゆるモビリティの最適な利用を実現すべく、各種ソリューション開発に注力してまいります。

「らくぴた送迎」の管理画面例

「らくぴた送迎」の管理画面例

ご参考

ダイハツのプレスリリースは以下を御覧ください。
https://www.daihatsu.com/jp/news/2017/20171113-3.html

会社概要

社名 リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社
所在地 東京都港区六本木2-4-5 6F
代表者 代表取締役社長 酒谷 正人
設立 2000年5月1日
資本金 3億円
事業内容 モバイルインターネットを中心とした情報提供サービス、コンサルティング業および
インターネットを利用する通信ネットワークの企画、設計、運用業務ならびにその受託など
URL https://www.realize-mobile.co.jp/

お問い合わせ先

本件に関する報道関係者の方からのお問い合わせ先

担当 リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社 担当:小野、湯川
TEL 03-5549-1350
E-mail info@realize-mobile.com